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【HTC VIVE】Overkill VR: ストレスない体感性とガンシューティングとしての爽快感を兼ねた第一級のVRシューター

      2017/04/25

総合評価:B

タイトルOverkill VR:  (オーバーキル VR)
ハードウェアHTC VIVE
提供元Starloop Studios(開発) 、Game Troopers(販売)
ジャンルFPSシューティング
マネタイズ1980円(売り切り型(追加課金なし))
配信先このアプリをダウンロードしにいく

Overkill VR:  (オーバーキル VR)ゲーム画像

体感性:(評価:B)

・音響やトラッキングに不具合はなく、非常に快適にプレイできる。

・テレポート移動のためVR酔いは皆無。

体感価値:ルームスケールを活かし、かつ簡易化された操作性(評価:B)

・移動できない棒立ちプレイを逆手にとり、ルームスケールでの移動、狙撃、回避といった一連の動作に没入感がある。

・マガジンリロードが簡易化されており、プレイの爽快感に集中できる。

・多彩な武器が楽しめ、カスタマイズが豊富。

独自性・新規性:従来のアーケードFPSの爽快感を丁寧にVRに移植した(評価:S)

・ルームスケールのため、伏せ射撃など、従来のガンシューティングではしづらい動作も可能。

・複数の武器が存在し、カスタマイズできるRPG要素を実装。

・海外製VRシューターには珍しく日本語に完全対応。

VR酔い:定点でのプレイ、ユーザーの動きと連動しているため酔いづらい。(評価:A)

振動:現象発生時、酔いは全く感じられず、快適にプレイできた
回転:該当現象がほぼ発生しなかった
明滅:現象発生時、酔いは全く感じられず、快適にプレイできた
加減速:該当現象がほぼ発生しなかった
移動:現象発生時、酔いは全く感じられず、快適にプレイできた
画面切り替え:現象発生時、酔いは全く感じられず、快適にプレイできた

押さえておくべきポイント:万人に購入をオススメできるクオリティのVRFPSのキラーソフト

Overkill VRは、ゲームとしての爽快感を確保した、VRのガンシューティング。

FPSというより「バーチャコップ」「タイムクライシス」といった、ゲームセンターでのガンシューティングをVRに持ち込んだという表現が適切だろうか。

VR酔いがないテレポート移動は、リアリティに欠けると最初思われたが、ルームスケールの操作と非常に相性がよい。

立ってしゃがんで、覗き込む、隠れる、といった一連のアクションを行えるため没入感が非常に高いのだ。

バージョンアップでマニュアルリロードに対応したが、シンプルな操作で行えるため、爽快感を阻害しない。

武器はメイン・サブ武器の2つに加え、ピストルを自由に選択出来るため、戦略性がある。

また、武器の豊富なカスタマイズがRPGのような育成要素と初心者救済を兼ねており、日本のユーザーにも親しみがある設計となっている。

筆者のようにエイミングに不慣れなガンシューティング初心者でもレベルを上げ、武器を強化することでボスを撃破することができた。

Steam Storeでの評価も非常に高く、日本語対応でチュートリアルをしっかりしているのも嬉しい。

ボリューム不足が懸念されているが、アップデートも頻繁に行われており、今後の発展にも期待できる。

最後ではあるが、Steam Store上でタイトルを右クリック→Properties→Languageで日本語を選択しないと日本語化してプレイできない事を筆者のようにせっかちなユーザーのためにここに明記しておく。

筆者の感想

アーケードFPS的立ち位置の本作は、30代前後のユーザは一度はゲームセンターでプレイしたことがある「タイムクライシス」を彷彿させるVRFPSだった。

ただ、過去のアーケードシューティングと違うのは、VR化により、立ったり、しゃがんだりなど動きがつく事であり、臨場感やスリルが増している点だろう。

隠れてから敵目掛けて弾を打ち込むなど、一連の動作は正直、結構疲れるため、長時間遊び続けるのはしんどいが、その分体験価値は高いと思った。

また、メイン・サブの切り替えなど敵によって装備を切り替える戦略性がある点もGoodだ感じた。

海外産FPSには珍しい日本語にも対応している点も大きく評価できるし、多彩な武器とカスタマイズ要素は日本人向きだと思った。

ただ、VR酔い対策のため、移動をワープ方式にしているのはしょうがないと理解している反面、何か他に最適な移動方法はないものか、、と正直感じてしまう。

これは本作というより、VRゲーム全体の課題だと思うが、より酔わず、没入感を損ねない移動方法を編み出した企業が一歩、他企業よりも前に出ることができるのだろうと感じた。

マーケット状況

Steam

リリース当日執筆当日
レビュー数96(好評79:不評17)117(好評:98,不評:19)

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Kyosuke Takano

Writer:Kyosuke Takano 1984年生まれ。多感な時期にファミコンから家庭用ゲームの黎明期・黄金期を体験して過ごす。ゲーム音楽に多大な影響を受けたギタリストでもある。

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