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【HTC VIVE】Out of Ammo: Death Drive〜「DayZ」開発者の新作はVRタワーディフェンス

      2017/09/03

総合評価:A

タイトルOut of Ammo: Death Drive(アウト・オブ・アモー)
ハードウェアOculus Rift, HTC VIVE
提供元RocketWerkz
ジャンルFPSシューティング
マネタイズ1480円(有料・追加課金あり)
配信先このアプリをダウンロードしにいく

Out of Ammo: Death Drive(アウト・オブ・アモー)ゲーム画像

体感性:トラッキングは概ね良好。(評価:C)

・テレポート移動のためVR酔いは起こりづらい。

・オブジェクトに食い込んでしまったりアーリーアクセス版のような画面遷移が頻発するので早期解決を求める。

体感価値:VRとタワーディフェンスという組み合わせは極めて斬新(評価:A)

・多種多様な武器を使う兵士に憑依し、兵士視点で行動できる、という「タワーディフェンス」と「FPS」を融合させたゲーム性は極めて斬新であり、ゲームとしても非常にユニークである。

・VRで様々な兵士の視点に立ち、ジオラマの中の兵士達の視点を体験できる、神の視点をも超えた臨場感でプレイすることができる。
・様々なマップが用意されており退屈させない。

・ハンドコントローラーで銃撃や手榴弾の投擲など、多彩な行動が可能になる。

・ルームスケールならではの遮蔽物に隠れた回避が行える。

・グラフィックはお世辞にも美麗とはいい難い。また、ところどころ、オブジェクトを突き抜けたり見苦しい部分もまだ多数存在する。アーリーアクセスではない正式版リリースだが、この良質なゲーム性を根幹から支えていくために、不自然な挙動や視点移動が今後改善されていくことを強く期待する。

独自性・新規性:FPS、タワーディフェンス、VRの魅力を融合させた斬新な操作性(評価:S)

・FPS、VR、ストラテジーの組み合わせがおしなべて斬新であり、ゲームとしても極めて面白い。

・ゲーム内のキャラクターに自分が乗り移って操作でき、VRでプレイすることで、よりいっそう高い臨場感でプレイできる。

・多様な兵種と建物を使うことで、戦略性の高い戦闘をすることが可能。

VR酔い:ほとんど暗転を挟まないため、移動中・移動後に若干の違和感を感じることがある。(評価:A)

振動:該当現象がほぼ発生しなかった
回転:該当現象がほぼ発生しなかった
明滅:該当現象がほぼ発生しなかった
加減速:該当現象がほぼ発生しなかった
移動:現象発生時、若干違和感を感じたが、ある程度快適にプレイできた
画面切り替え:現象発生時、酔いは全く感じられず、快適にプレイできた

押さえておくべきポイント:まだバグも多いが、強烈に光るオリジナリティを感じる一作

Out of Ammo: Death Drive(アウトオブアモー)は、FPSとタワーディフェンスがユニークな形で融合したVRストラテジーだ。

プレイヤーは指揮官となって迫り来る敵小隊を撃退していくのだが、スナイパーや衛生兵といった兵士視点に立ち、直接戦闘に参加することも可能なのが極めて斬新で、タワーディフェンスの兵士目線に立ち、まるでFPS(一人称視点シューティング)でプレイすることも可能だ。

これがタワーディフェンスと、FPSがVRという舞台を手にして結びついた極めて斬新なプレイ感をもたらしている。

開発を手掛けたデベロッパ、RocketWerkzは、,24時間で17万2500本の販売を達成したサバイバルアクション「DayZ」の生みの親であるディーン・ホール(Dean Hall)氏を擁していることもあって、注目が集まっていた。

Steamでの評価は8月29日現在、531件中好評が469件と、「非常に好評」をマークしている。

正直グラフィックはローファイであり、美麗とはかけ離れている。リアリティに欠け、没入感、といったものは希薄だ。
戦闘も同様であり、VRシューターにあるリアルな挙動などは皆無。

そしてバグの多さも目立つ。テレポート移動ではあるのだが、グラフィックや視点移動のスピード感で、容赦なくVR酔いを起こしかねない。だが、この荒々しいゲームのとてつもないパワーには魅了されるほかない。

筆者の感想

正式リリースされたとはいえ、正直まだバグが多く、1480円を払ったのにもかかわらず途方にくれているユーザーもいるかもしれない。
実は筆者もそうだった。床の高さが合わず、オプションで設定するのも一苦労である。というか直らないときもある(苦笑)…。

だが、声を大にしていいたい。このゲームは面白い。

スナイパー・衛生兵・工兵といった兵種の視点になって移動する、という、ゲームとしての根幹がしっかりと面白くつくられているのだ。

マップもただ、雰囲気のためだけではなく、防壁ややぐらといった、兵種のためにきちんと役割が与えられたパーツがあるのも嬉しい。
愛ゆえに苦言を呈させて頂くと、もう少しチュートリアルがしっかりとしているともっとこの魅力を伝えられると思う。
日本語未対応だから、というのもあるかもしれないが…。

まだまだ改善点だらけの一作ではあるが、若きパンクバンドのような、衝撃的な魅力を持った一作と言えるだろう。

マーケット状況

Steam

リリース当日執筆当日
レビュー数25(好評23:不評2)531(好評469:不評62)

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Kyosuke Takano

Writer:Kyosuke Takano 1984年生まれ。多感な時期にファミコンから家庭用ゲームの黎明期・黄金期を体験して過ごす。ゲーム音楽に多大な影響を受けたギタリストでもある。

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