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【HTC VIVE】Space Panic: VR Room Escape ~ トラッキングの精度向上やフレームレートの安定で快適性が上がりストア評価も上がる脱出ゲーム

      2017/08/26

総合評価:B

タイトルSpace Panic: VR Room Escape
ハードウェアHTC VIVE
提供元Xefier Games Inc.
ジャンルシミュレーションゲーム
マネタイズ698円(売り切り型(追加課金なし))
配信先このアプリをダウンロードしにいく

Space Panic: VR Room Escapeゲーム画像

体感性:トラッキングがずれ、ゲームが進行不能になる点は没入感を著しく損なうので修正すれば快適に遊べるようになるだろう。(評価:D)

・トラッキングにズレが生じ、没入感を損なうだけでなく、プレイ続行が不能になるほどになってしまうのでこの点は修正するだけで評価が上がるだろう。

・フレームレートの低下による画面のカク付きが激しく、没入感を下げてしまっている。ゲームの最適化によって改善されるはずだ。

体感価値:脱出ゲームとVRの親和性が非常に高く、ゲームジャンルとしても今後伸びると期待ができる。(評価:C)

・脱出ゲームを遊べるのだが、クリックで進めるPCゲームのものよりも、一層自分で謎を解いているという臨場感があり、ゲームに没入できる。

・脱出ゲームというジャンルの性質上、ゲーム画面がワンパターンで飽きを感じやすくなってしまっている。ステージの追加次第では長く遊べるコンテンツにもなりうる。

独自性・新規性:脱出ゲームというゲームジャンルはVRにマッチしているだけでなくストアの母数も少ないため、今後数を増やす可能性もあるゲームジャンルだ。(評価:B)

・脱出ゲームというゲームジャンルはVRにマッチしているだけでなくストアの母数も少ないため、今後数を増やす可能性もあるゲームジャンルで注目できる。

VR酔い:移動時の画面切替時に若干の違和感が発生する。(評価:A)

振動:該当現象がほぼ発生しなかった
回転:該当現象がほぼ発生しなかった
明滅:該当現象がほぼ発生しなかった
加減速:該当現象がほぼ発生しなかった
移動:現象発生時、酔いは全く感じられず、快適にプレイできた
画面切り替え:現象発生時、若干違和感を感じたが、ある程度快適にプレイできた

押さえておくべきポイント:脱出ゲームとVRコンテンツの親和性の高さを再確認できた作品。今後の展開次第では大きくセールスを伸ばす可能性も感じた。

「Space Panic: VR Room Escape」は宇宙空間にとらわれになってしまった主人公になり切り、宇宙の密室の中で脱出を試みる所謂脱出ゲームだ。

部屋の中を自由に移動し、アイテムを集めながら謎を解いていく。アイテムを取ったり使ったりして謎を解き明かすののはモーションコントローラーでの直感操作が可能。

体感性は調整が必須と感じるレベルでそのうちの一つが、トラッキングのズレであり、これは人によっては酔いを感じてしまうほどである。

また、トラッキングズレにより、ゲーム空間外に飛ばされ、スタック(ゲーム内で動けなくなってしまうこと)が生じてしまうなどゲームプレイにおいてかなり致命的なバグなので一刻も早い修正が必要だろう。

もう一つがフレームレートの低下だろう。これはゲームの進行が不可になるほどではないが、画面がちらつき酔いを引き起こしたり没入感を下げてしまっているので、修正が必要だといえる。

体感価値は非常に高く、特にVRゲームの性質と脱出ゲームというゲームジャンルが非常にマッチしているこれは脱出ゲームが部屋の中で進行するので、VRのルームスケールに収めることが出来る点。

また、脱出ゲームの「部屋の中のものを使い、謎を解いて進んでいく」というゲーム性はVRで没入感を高めてくれるオブジェクトとユーザー間のインタラクションにもつながり、非常に没入感も高く楽しめる。

一つ及第点とするならば、ステージが一つしかない点だろうが、これは値段もPCゲームの値段としては安いので追加DLCでステージ追加など今後の展開で更なるセールスとして狙うことが出来るだろう。

総評としては、脱出ゲームというゲームジャンルのVRとのマッチング。ここに目を付けたのは非常に良い着眼点だと感じた。

今はVRの脱出ゲームというとアクションゲームが多いVRコンテンツの中では珍しいが、この親和性の高さに多くの人が気づけばコンテンツ数も増えるだろう。

VRの脱出ゲームは通常のPCやコンシューマゲーム機での脱出ゲームに比べ、タッチやクリックではないので自分で解いているという感覚も高く非常に楽しみだ。

筆者の感想

VRの脱出ゲームという今はあんまり見ない珍しいゲームジャンル。

VRコンテンツの多くはFPSや剣を使ったアクションが多いので体を動かすことが少ない感じがするのですが、非常にVRと脱出ゲームはマッチしていて没入して楽しめました。

今後VRの脱出ゲームは増えるのではないでしょうか、楽しみです。

マーケット状況

Steam

リリース当日執筆当日
レビュー数3(好評2:不評1)5(好評4:不評1)

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1ch

Writer:1ch フラッシュ黄金期にゲームや映像に魅せられ、趣味でバンドのミュージックビデオや映像を作成しながら音楽も作っていたりしています。 芸術、文化、社会的な側面からVRという新媒体を見守り、新しい情報やゲームを紹介していきます。

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