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【HTC VIVE】Drums Hero〜VR版ドラムマニア、酔いのない立体表現と優良な楽曲群が魅力の音ゲーアトラクション

      2017/04/16

総合評価:B

タイトルDrums Hero(ドラムヒーロー)
ハードウェアHTC VIVE
提供元Player Of Music Technology Co.,Ltd
ジャンルアクション
マネタイズ1980円(売り切り型(追加課金なし))
配信先このアプリをダウンロードしにいく

Drums Hero(ドラムヒーロー)ゲーム画像

体感性:自宅の椅子にあった高さのドラムセットの調整が可能(評価:B)

・ドラムとの位置や高さを設定できるため快適にプレイすることができる。

・ハイハットやライドなど、画面端にあるシンバルを叩くと、トラッキングが不正確になる場合がある。

体感価値:ドラムセットと音ゲーをVRで体現できる未来性。(評価:B)

・ドラムセットを自宅で体験・練習できるのは斬新であ体感価値がある。

・立体感のある譜面表示も、VRならではの視覚表現を体現できる。

・極端な視点移動はないため、VR酔いは非常に起こりづらい。

独自性・新規性:VRドラムキットとしてでなく、ゲームとしてプレイできる娯楽性の高さ(評価:B)

・VIVEのハンドコントローラーをスティックに見立てる動作は没入感がある。

・VRでのドラムプレイをゲームに落とし込んでいる。多くのVR楽器アプリは、動作に合わせて楽器を演奏できるだけのものが多かったので斬新である。

VR酔い:移動停止時に多少の違和感がある。(評価:B)

振動:該当現象がほぼ発生しなかった
回転:該当現象がほぼ発生しなかった
明滅:現象発生時、酔いは全く感じられず、快適にプレイできた
加減速:現象発生時、酔いは全く感じられず、快適にプレイできた
移動:現象発生時、若干違和感を感じたが、ある程度快適にプレイできた
画面切り替え:現象発生時、酔いは全く感じられず、快適にプレイできた

押さえておくべきポイント:万人が安心してプレイできるクオリティの音ゲー。だが、楽曲の充実が課題か。

本作「Drums Hero」は、HTC VIVEのハンドコントローラーをドラムスティックに見立て、ドラムを叩くことができる音ゲーアトラクション。

一言で言うとゲームセンターで隆盛を誇った音ゲー「drummania(ドラムマニア)」のVR版といったところだろうか。要するに、自宅でドラムを好き放題叩けるということである。

仕様上、バス・ドラムを足で踏む必要がないため、要するに、椅子ではなく、地べたに座ってプレイすることも可能。これは従来のゲーマーにとっては嬉しい点である。

音ゲーやドラムプレイには初心者には敷居が高い印象があるが、フットペダルを踏まなくてもプレイできるため、低難度のステージだと気楽にドラムを楽しむことができる。

本作はゲーム中であっても、ドラムセットの高さや距離を調整できるため、ストレスないプレイが可能。

VR酔いもなく、Steam Storeの評価も概ね好評のようである。

「演奏してみた」等、楽器演奏者が配信する動画コンテンツと親和性のあるジャンルであると感じた。

クオリティの高い楽曲をプレイできるが、楽曲数はまだ少なく、邦楽は実装されていない。
今後のアップデートに期待したい。

筆者の感想

ドラムセットだけを楽しめるVRアプリは数あれど、きちんと「音ゲー」に落とし込めている作品は少ない。

各楽曲には初心者も安心してプレイできる段階的な難易度が設定され、ランキング機能も実装され、世界中のユーザーとスコアを競うことができる。

収録されている楽曲も非常にクオリティが高く、楽曲によってドラムの音質が変わるのも、ドラマーには嬉しい点。バスドラムが叩けないのはいたしかたない点だが、それにしても十二分に面白い。

宇宙船のようなドラムセットが譜面を進む演出は、遊園地のアトラクションのような非現実感があり、高揚感を味わえる。

このゲームをそのまま「東京ジョイポリス」などにアトラクションとして導入しても成立してしまうのではないか、というクオリティだ。パーフェクトが連続すると演出が変わり、派手になるとつい力んで叩いてしまうくらい没入してしまう。

ただ、ステージの背景やドラムセットは、今のところどれも同一で、使いまわしている印象を受けた。

今後、背景をライブ会場のスタジアムや、実在するフェスのステージなど、プレイヤーの願望が叶うステージが実装されると、VRならではの没入感、高揚感が増長されると思う。もちろん、このサイバーな世界観とはそぐわないのは百も承知の発言ではあるが。

若干1曲のプレイ時間は長いと感じたが、筆者の体力不足なのかもしれない。

自分の技術やリズム感の無さもあるが、跳ね返りがないのと、ハンドコントローラーが実際のスティックより重いため、スネア連打などは実際のドラムプレイよりも難しく、苦戦するように思える。逆に、新鮮な気持ちでプレイでき、腕力の鍛錬にもなるという考え方もできる。

ともあれ自宅では導入が難しいドラムを、ゲーム感覚でプレイできる良作だ。

個人的には、やはり邦楽がプレイできると嬉しいし、ユーザーも増えると思う。

マーケット状況

Steam

リリース当日執筆当日
レビュー数不明18(好評:17 不評:1)

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Kyosuke Takano

Writer:Kyosuke Takano 1984年生まれ。多感な時期にファミコンから家庭用ゲームの黎明期・黄金期を体験して過ごす。ゲーム音楽に多大な影響を受けたギタリストでもある。

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