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【HTC VIVE】Mega Overload VR〜ギャラクシアンやインベーダーをVRで。二丁拳銃の爽快感に特化したレトロアーケード風VRシューター

      2017/05/18

総合評価:B

タイトルMega Overload VR(メガ・オーバーロード VR)
ハードウェアHTC VIVE
提供元Subdream Studios
ジャンルシューティング
マネタイズ1480円(売り切り型(追加課金なし))
配信先このアプリをダウンロードしにいく

Mega Overload VR(メガ・オーバーロード VR)ゲーム画像

体感性:VR酔いの起こらない視点移動が好感触(評価:B)

・操作性、トラッキングは非常によく操作にストレスがない。

・敵は単一の方向からやってくるためVR酔いは起こりづらい。

体感価値:レトロアーケードを3DVRでプレイできる爽快感。(評価:B)

・拳銃やキャラクターの腕まで描きこまれているため没入感がある。

・ルームスケールによる敵弾の回避などがアーケードゲームになかった要素として含まれており斬新である。

独自性・新規性:レトロ・シューティングを3D化し、VR化した功績(評価:B)

・武器が多彩なパワーアップをすることの爽快感

・レトロゲーム風のシューティングをVRにグレードアップさせた演出は懐かしくも新しい。

VR酔い:明滅に多少の違和感がある。(評価:A)

振動:該当現象がほぼ発生しなかった
回転:該当現象がほぼ発生しなかった
明滅:現象発生時、若干違和感を感じたが、ある程度快適にプレイできた
加減速:該当現象がほぼ発生しなかった
移動:該当現象がほぼ発生しなかった
画面切り替え:該当現象がほぼ発生しなかった

押さえておくべきポイント:単純明快な爽快感。VR初心者にもオススメできるクオリティ。

「Mega Overload VR(メガオーバーロード)はレトロなアーケードアクションゲームをモチーフにしたVRシューティングだ。
制作はソーシャル要素やマルチプレイヤー体験にフォーカスしたVRコンテンツを制作するSubdream studiosが手がけている。価格は1480円。

プレイヤーはロボットとなってクリスタル小惑星に降り立ち、両手のブラスターを駆使し、天の川を守るため邪悪なメガロボット退治に出撃する。

一見して「ギャラガ」「スペースインベーダー」などを感じさせる敵キャラの挙動や動作だが、二丁拳銃や武器の複数アップグレード、ルームスケールならではの敵弾回避など、単なるレトロゲームの立体化、VRシューティングならではの操作性が魅力的だ。

レトロゲームやアーケードシューティングを模しているからか、敵キャラは単一の方向からやってくる。視点は固定されているため、酔いに繋がる事象自体が概ね発生しない作りだが、敵の攻撃を受けた際に視界が赤くなるポイントに若干の違和感を感じる。

また、ロボットとなった自分の肩までが描かれているため、没入感が高い。

幅広い年齢層のプレイヤーが直観的に楽しむことのできるゲームデザインになっており、オンラインでの協力プレイも実装されている。

Steamストアの評価は<非常に好評>。不評が0というのも珍しい。「これぞVR!」という、仮想現実感はないかもしれないが、万人が安心してプレイできるクオリティに仕上がっている。日本語に非対応ではあるが操作に困ることは一切ないだろう。

筆者の感想

「インベーダーゲーム」「ギャラガ」など、レトロなアーケード・シューティングにVRゲームとしての操作性と、二丁拳銃の爽快感を加えてチューン・アップしたのが本作だ。

現れるUFOを撃破することでパワーアップすることが可能になり、「オート連射」「三方向に拡散」「巨大な弾」と複数のアップグレードを行うことができる。

メガロボット達は、種類ごとに異なる移動、防御、攻撃パターンを持っている為、種類ごとの特性を理解し、瞬時に見分け、対処していかなくてはならない。

また、二丁拳銃だけではなく、迫り来る敵を自分自身が動くことによって回避するという、ルームスケールのシューティングならではの操作性が臨場感がある。

アーケードゲームに倣ってか、初見では難易度が高く、すぐゲームオーバーになってしまうだろうが、だんだん攻略パターンを見つけ、効率よく敵を撃破していくという「レトロ・シューティングゲーム」の醍醐味もきちんと再現している。

現状、ストーリーなども少なく、エンドレスのウェイブシューターとなっているため、ボリュームの無さは懸念されるが、それを差し置いてでも二丁拳銃の爽快感と、安定したクオリティはプレイに値するだろう。VR酔いも起こらない。

余談だが、筆者の敬愛し、そして国民的なSFコミック「ドラえもん」に「未来の町にただ一人」という名作がある(てんとう虫コミックス第21巻に収録)。

22世紀の世界では「立体インベーダーゲーム」がこども達の中で流行っており、インベーダーを模した無数の敵キャラクターが現実に宙に舞ってプレイヤーを襲い、プレイヤーは光線銃でこれを迎撃する。親玉として巨大なUFOも出現する。

22世紀の世界で、夏休みなのにどこへも旅行へ行けないのび太の孫、セワシが寂しく、皆が旅行に行って、誰もいなくなった街で遊んでいたゲームだが、本作はそれを見事なまでに再現できているようにも感じた。まだ21世紀。100年早くこのゲームを楽しめるとは、藤子・F・不二雄大先生も思わなかったであろう…。

オンライン協力プレイが実装されているが、まだまだ人口は少なくマッチングは難しい。VRゲームあるあるである。今後に期待したい。

マーケット状況

Steam

リリース当日執筆当日
レビュー数8(好評8:不評0)3(好評3:不評0)

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Kyosuke Takano

Writer:Kyosuke Takano 1984年生まれ。多感な時期にファミコンから家庭用ゲームの黎明期・黄金期を体験して過ごす。ゲーム音楽に多大な影響を受けたギタリストでもある。

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