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【HTC VIVE/Oculus】Legendary Hunter VR〜熱帯雨林で狩り!ファミコン初期のゲームを超リメイクした360度VRハンティング

   

総合評価:C

タイトルLegendary Hunter VR(レジェンダリー ハンター VR)
ハードウェアOculus Rift, HTC VIVE
提供元LastnOni(開発)、Frozen Dreams(販売)
ジャンルシューティング
マネタイズ734円(売り切り型(追加課金なし))
配信先このアプリをダウンロードしにいく

Legendary Hunter VR(レジェンダリー ハンター VR)ゲーム画像

体感性:トラッキングは違和感がややあるが、VR酔いは起こりづらい(評価:C)

・視点移動は違和感はないし、移動範囲が制限されているのでVR酔いは起こりづらい。

・サラウンド音響を駆使した聴覚効果が見事。背後から猛獣が迫り来る演出などはホラー要素もあり緊張感がある。

・ハンドコントローラーで表示される手及び拳銃がたまに画面にのめり込んだりと不自然な挙動が発生するので改善して欲しい。

・グラフィックを最高品質まで上げないと文字が見えづらい。

体感価値:気候や昼夜のあるジャングルでのハンティングを楽しめる(評価:C)

・美しいグラフィックで、ジャングルでのハンティングを楽しめる。

・動物の種類も多様であり、危険な動物などが出現する時などもあり緊張感のあるプレイが可能。

・雨天や昼夜の概念があるため、様々なシチュエーションでのハンティングが可能。

独自性・新規性:迫りくる猛獣が来るため緊張感のあるハントが可能。(評価:B)

・ファミコン初期の名作「ダックハント」を超美麗に360度VRにてリメイクしたという歴史的意義がある。

・猛獣が来るため一辺倒のハントにならない緊張感のあるプレイが可能。

・武器の種類が拳銃のみと少ないためカタルシスに欠ける。

・ルームスケールでのみのアクションであり、移動も回避も出来ないは現在のゲームでは自由度が少ないと言われても仕方がないだろう。

VR酔い:酔いに繋がる事象自体がほとんど起きない。(評価:A)

振動:該当現象がほぼ発生しなかった
回転:該当現象がほぼ発生しなかった
明滅:該当現象がほぼ発生しなかった
加減速:該当現象がほぼ発生しなかった
移動:該当現象がほぼ発生しなかった
画面切り替え:現象発生時、酔いは全く感じられず、快適にプレイできた

押さえておくべきポイント:初期ファミコンの名作を超美麗にVRリメイクした意欲作。単調なプレイ感が課題か

Legendary Hunter VR(レジェンダリー ハンター VR)は、ジャングルでハンティングとサバイバルが楽しめるルームスケールのVRシューティング。

昼間は鳥を狩り、夜はオオカミやワニといった危険な猛獣を撃退しハイスコアを競うシンプルなミニゲームだ。天気や昼夜のサイクルがゲーム性と直結しているところがユニークだ。

1984年に発売されたファミコン初期のガンシューティング「ダックハント」の精神的リメイクを公言しているが、もちろん、ファミコン版とは比較するレベルではないほどの美麗化されたジャングルや動物たちのグラフィック。

特にサラウンドされたオーディオの処理は見事で、背後から猛獣の息遣いが聞こえてくるときなどは、ハンティングゲームではなく、猛獣たちにハントされるかもしれないというVRならではのホラーな緊張感を味わえる。

HTC VIVEのハンドコントローラー、Oculus Touchを使った二丁拳銃や、ハンドコントローラーを使ったリロ−ドなど、VRに対応したガンアクションが楽しめる。だが、ジャングルにも関わらず武器は拳銃オンリー。ショットガン、サブマシンガン、ライフル…マグナム。昨今のFPS/TPSである重火器は一切存在しない。

いにしえのファミコンゲーム、「ダックハント」では、光線銃型コントローラだった「ガン」を使っていたが、そのリスペクトなのだろうが、現在のゲームとして、ややボリュームの無さ、快楽の希薄さは否めない。

また、広大なジャングルにも関わらずルームスケールでのみのアクションであり、移動などはできないことも、自由度の低さを感じた。もちろん、そのおかげで、VR酔いなどはかなり起こりづらいよう配慮されている、とも言えるのだが。
Steamのレビューでは好評6、不評2。

せっかくジャングルでのハントという素晴らしい舞台と、美しいグラフィックを兼ねているので、もっとゲーム性を要求したユーザーも多かったのではないだろうか。

筆者の感想

動物をハントし、ハイスコアを競うだけのミニゲームであるが、美しいグラフィックとハンティングという題材を活かしきれていない、というのが素直な感想だ。

かつてPS3に「アフリカ」という奇妙なゲームがあった。写真家である主人公が自主的もしくは依頼を受けてアフリカ各地を回り、そこに生息している動物の様々な写真を撮り、それを依頼先に送って評価を貰うことで物語を進めていくゲームである。

本作「Legendary Hunter VR」にも、これに「ジャングルの探索、移動」「狩猟した動物たちのコレクション」などの要素があったらこのゲームのプレイ価値は数倍にも上昇したであろうと断言する。

もちろん、クラシックゲームへのリスペクトという意味でなら、本作はVRという舞台を活かした、凄まじいアップグレードだと言えるだろう。特に猛獣が襲いかかってきたときの緊迫感などは素晴らしい。

だが、VRゲームとしての完成度、プレイヤーへの満足度という意味では、今一歩革新を求めたいというのが本音である。

マーケット状況

Oculus Store

リリース当日執筆当日
★評価(レビュー)3(好評2:不評1)8(好評6:不評2)

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Kyosuke Takano

Writer:Kyosuke Takano 1984年生まれ。多感な時期にファミコンから家庭用ゲームの黎明期・黄金期を体験して過ごす。ゲーム音楽に多大な影響を受けたギタリストでもある。

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