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【HTC VIVE】Diesel Express VR〜荒野・車・ガンマン!マッドマックスな砂漠世界を堪能できるリボルバー・ガンシューティング

      2017/08/12

総合評価:B

タイトルDiesel Express VR(ディーゼル・エキスプレス VR)
ハードウェアHTC VIVE
提供元Lazylab Games
ジャンルFPSシューティング
マネタイズ980円(売り切り型(追加課金なし))
配信先このアプリをダウンロードしにいく

Diesel Express VR(ディーゼル・エキスプレス VR)ゲーム画像

体感性:トラッキングやサウンドは不快感なくプレイできる。(評価:C)

・ハンドコントローラーやヘッドセットのトラッキングは概ね良好。ストレスないプレイが可能。

・車の揺れなども丁寧に描かれている。

・画面の境界が頻繁に表示され、ルームスケールのゲームだから仕方ないところもあるが没入感を損なう点もあった。

・画面やサウンドがゲームオーバー時に不自然な遷移をすることがあった。アーリーアクセス版なので改善することで更なる高評価につながるだろう。

体感価値:荒野を走るディーゼルの上でのガンシューティングは爽快かつロマンがある(評価:B)

・荒野を疾走する車の上での決闘は非常に雰囲気があり、車の上ならではの揺れなども再現している。

・冒頭の酒場のシーンか無愛想なオヤジなど、、西部劇のようなお約束シーンをVRで堪能できる。

独自性・新規性:「マッドマックス」のような世界観を堪能できる(評価:C)

・広大な砂漠、高速で疾走する車の上での銃撃戦をこれでもかと堪能できる。

VR酔い:移動開始時に多少の違和感あり。(評価:B)

振動:該当現象がほぼ発生しなかった
回転:該当現象がほぼ発生しなかった
明滅:現象発生時、酔いは全く感じられず、快適にプレイできた
加減速:現象発生時、酔いは全く感じられず、快適にプレイできた
移動:現象発生時、若干違和感を感じたが、ある程度快適にプレイできた
画面切り替え:現象発生時、酔いは全く感じられず、快適にプレイできた

押さえておくべきポイント:二丁拳銃の爽快感と男のロマンを描ききった佳作

Diesel Express VR(ディーゼル・エクスプレス・VR)は、映画「マッドマックス」を彷彿とさせる、世界崩壊後の荒野で、車上での二丁拳銃の銃撃戦を繰り広げる、男のロマンを感じさせるルームスケールの一人称VRシューティング。

プレイヤーはディーゼル車の上に立ち、二丁拳銃を駆使して、360度から迫りくる盗賊たちから電車を守っていく。

アーリーアクセス版とのことだが4種類の武器。3つのマップに6つのミッションが現在実装されている。

ルームスケールのため、しゃがむことで遮蔽物で敵弾を回避したりと、多くのガンシューティングではボタン操作で行っていた回避活動を自分の肉体で行えるのが大きな魅力になっている。ゲーム性はシンプルであり、ストーリーなどは希薄な点は若干物足りなさを感じなくもない。日本のユーザーにはストーリーがあったほうが受け入れやすいのではないかと思った。

だが、そこはかなり脳内でロマンに浸ることができることでカバーできるだろう。難易度は高めに感じるが操作方法はシンプルでありチュートリアルも画像付きであり、日本語に対応していないがわかりやすく親切である。

トラッキングの不自然やVR酔いなどは感じさせず、980円に十分見合った内容に感じさせた。

筆者の感想

文明崩壊後、生き残った人類が衰退した世界観は「北斗の拳」「マッドマックス」などを想像するとわかりやすいと思う。

あるいは、スタジオジブリ「未来少年コナン」「風の谷のナウシカ」などでも馴染み深いのではないだろうか。なぜこうも惹きつけられてやまないのか。砂漠。無愛想なオヤジ。リボルバー式拳銃。まるで西部劇。「カウボーイビバップ」のようなスタイリッシュというか、レトロでフューチャーな、ロマンが描かれている!そう感じてしまった。

ストーリー演出はほぼない。だが、バーのメニュー画面やリボルバー拳銃。手ブレなどから主人公の造形などが推し量ることができる。

藤子・F・不二雄の短編に「休日のガンマン」という作品がある。西部劇の舞台で活躍する主人公…と思いきや、そこは現代のテーマパーク「ウエスタン・ランド」であり、開拓時代の西部が忠実に再現されており、英雄にも無法者にもなれる「夢のテーマパーク」だった…。だが、ここでは何をやるにもお金がかかり、しがなく間の抜けた主人公では結局英雄にも無法者にも成りきれず、現実の上司に西部劇の世界でも負けてしまう…というF氏のエスプリとコミカルな風刺が効いた傑作だ…。

少し飛躍的な解釈をすると、本作「Diesel Express VR」は藤子・F・不二雄氏が描いたようなVR体験を、980円で再現してしまうようなロマンシング・シューティングなのではないか。

何よりも、砂漠を疾走する電車の上で、電車を追いかけてくる盗賊たちを撃退する…。こんなシチュエーションは、ガンマンに憧れたすべての少年たちの夢ではなかっただろうか。そして言わずもがな、VRとガンシューティングの相性は抜群なのである。

マーケット状況

Steam

リリース当日執筆当日
レビュー数4(好評3不評1)5(好評4不評1)

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Kyosuke Takano

Writer:Kyosuke Takano 1984年生まれ。多感な時期にファミコンから家庭用ゲームの黎明期・黄金期を体験して過ごす。ゲーム音楽に多大な影響を受けたギタリストでもある。

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